セリーナとの抱擁シーンに大会脚光「偉大な選手が偉大な選手を称える」

　テニスの4大大会・全豪オープンは18日、女子シングルス準決勝が行われ、世界ランク3位の大坂なおみ（日清食品）が同11位セリーナ・ウィリアムズ（米国）に2-0（6-3、6-4）で勝利。優勝した2019年以来2度目の決勝進出を果たした。これで昨年8月から、2つの試合前棄権を除き公式戦20連勝となった。試合後には両者がたたえ合い抱擁するシーンを、大会公式ツイッターが公開。美しい光景に海外ファンからは拍手が送られている。

　試合が終わればリスペクトするもの同士。ネット越しに健闘をたたえ合った。大坂と抱き合ったセリーナは、笑顔で大坂に対して何か言葉をかけている。これに応え大坂もコクリとうなずき、白い歯をのぞかせた。

　4大大会では2018年の全米オープン以来となった両者の対戦。当時は様々な因縁も生まれたが、今大会ではコート上で爽やかにたたえ合った。

　大会公式ツイッターでは「偉大な選手が偉大な選手を称える。素晴らしい戦いを私たちに見せてくれてありがとう」と記して2人が抱擁を交わすシーンの動画を公開。これに海外ファンからは「才能に溢れた2人」「最高の試合だった！」「大好きな光景」「ナオミ、カワイイ」「素晴らしい選手であり素晴らしい女性」「涙が出ました「謙虚で良いね」「一流の振舞い」などと反響が集まっている。