「恐怖を生き延びた」大坂なおみ、激闘8強に現地メディア続々感嘆「信じられない」
準々決勝まで進めば9連勝、勝負強さに脚光「タイトル獲得へ後押し」
また豪紙「デイリー・テレグラフ」もフルセット激闘を制したセリーナ・ウィリアムズ(米国)とともに、大坂にフォーカス。「全豪オープン2021:セリーナ・ウィリアムズが24度目の優勝への道を残す;ナオミ・オオサカの信じられないカムバック」の見出しで4回戦を伝えている。
「信じられないようなオオサカが巨大な恐怖を前に生き延びる」と小見出しをつけた記事では、追い込まれてからの大坂の驚異の集中力に注目しつつ試合の経過を伝え、さらに「これにより、日本の23歳は2度目の全豪オープンタイトルと4度目のグランドスラムタイトルを手にする、さらに有力な候補者となった」と昨年の全米オープンに続く、4度目のビッグタイトルに近付いたと称えている。
豪ヤフースポーツでも「ナオミ・オオサカが2つのマッチポイントを死守し生き延びる」と脚光。デイリー・テレグラフ同様に「これは、彼女をタイトル獲得へ後押しするような勝利で、オオサカが16強を勝ち抜いた後に優勝しなかったことがない事を考慮すると、準々決勝進出は決して重要ではないとは言えない」と伝えている。
大坂は4大大会で準々決勝へ進めば9連勝中。トーナメントの上へ行けば行くほど強いデータも持ち出し、「重要」な4回戦だったとしている。
準々決勝では世界ランク71位シェイ・スーウェイ(台湾)と激突。優勝へ難関を乗り越えた大坂へ、現地メディアからの注目、期待は日増しに高まっている。
(THE ANSWER編集部)