大坂なおみ、次戦の難敵シェイに言及 「ゲームなら彼女を選びたい。なぜなら…」
テニスの全豪オープンは14日、女子シングルス4回戦で世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)が、同14位ガルビネ・ムグルサ(スペイン)に2-1(4-6、6-4、7-5)で勝利。優勝した19年以来2年ぶりの8強入りを決め、昨年8月から続く連勝を18に伸ばした。試合後のインタビューでは準々決勝(16日)で対戦する同71位シェイ・スーウェイ(台湾)に言及。「ゲームなら彼女を選ぶ」と独特の表現で相手を警戒している。
世界71位シェイと激突、大坂は「彼女のプレーが、自分の頭では考えられない」
テニスの全豪オープンは14日、女子シングルス4回戦で世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)が、同14位ガルビネ・ムグルサ(スペイン)に2-1(4-6、6-4、7-5)で勝利。優勝した19年以来2年ぶりの8強入りを決め、昨年8月から続く連勝を18に伸ばした。試合後のインタビューでは準々決勝(16日)で対戦する同71位シェイ・スーウェイ(台湾)に言及。「ゲームなら彼女を選ぶ」と独特の表現で相手を警戒している。
死力を出し尽くす死闘だった。1-1で迎えた最終セット、大坂は第5ゲームで先にブレークされる苦しい展開。第8ゲームには15-40とムグルサにマッチポイントを握られたが、ぎりぎりで踏みとどまると、続くムグルサのサービング・フォー・ザ・マッチで大坂がブレークバックに成功。土壇場で5-5のタイに戻す。そして最後は第12ゲームでブレーク。1時間55分の死闘を制し、大逆転での8強入りを決めた。
今大会初めてのフルセット激戦を制し、2年ぶりの8強入り。次戦はシェイに決まった。2年前の全豪でも3回戦で対戦。第1セットを先取されるなど苦戦した相手だ。続くマイアミ・オープンでは敗戦を喫している。
今大会の4回戦では第19シードのマルケータ・ボンドロウソバ(チェコ)をわずか68分間で退けるなど、勢いに乗っている35歳。全豪オープンの公式ツイッターでは、試合後の会見の映像を公開しているが、大坂はシェイについてこう言及している。
「彼女のプレー見た(笑)? 私にとって彼女は、ビデオゲームなら、彼女のキャラクターを選んで彼女としてプレーしたいと思う選手。なぜなら彼女がコートで選ぶプレーが、自分の頭では考えられないから。でも見るのはとっても楽しい。相手にするのは嫌だけど、見るのは楽しい」
シェイはダブルスで世界ランク1位の名手。大坂自身、大きなプレースタイルの違いを感じているようで、難しい相手だと認識している。
(THE ANSWER編集部)