大坂なおみ大逆転8強 1時間55分死闘制し「ちょっと疲れました」「次もタフになる」
テニスの全豪オープンは14日、女子シングルス4回戦で世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)が、同14位ガルビネ・ムグルサ(スペイン)に2-1(4-6、6-4、7-5)で勝利。優勝した19年以来2年ぶりの8強入りを決めた。昨年8月から続く連勝を18に伸ばした。
全豪オープン4回戦
テニスの全豪オープンは14日、女子シングルス4回戦で世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)が、同14位ガルビネ・ムグルサ(スペイン)に2-1(4-6、6-4、7-5)で勝利。優勝した19年以来2年ぶりの8強入りを決めた。昨年8月から続く連勝を18に伸ばした。
2016年の全仏、17年のウィンブルドンを制しているムグルサとは初対戦。今大会はここまでの3試合をすべてストレートで勝ち上がっている大坂は、その勢いのままに第1セット、第2ゲームで先にブレークに成功する。
しかし続く第3ゲームでブレークバックを許す展開。そして第9ゲームでもブレークされ、このセットは4-6で落とした。
今大会初めてセットを落とした大坂。続く第2セットでも最初のゲームでブレークを許す。それでも第4ゲームでブレークバックに成功した。お互いにキープし合って迎えた第10ゲームでブレーク。6-4で取り返し、セットカウントを1-1とした。
最終セットはお互いにキープして迎えた第5ゲームでブレークされる苦しい展開。第8ゲームにはムグルサにマッチポイントを握られたが、ぎりぎりで踏みとどまると、続くムグルサのサービング・フォー・ザ・マッチでは大坂がブレークバックに成功。土壇場で5-5のタイに戻す。そして最後は第12ゲームで大坂がブレーク。逆転での8強入りを決めた。
大坂はオンコートインタビューで「試合が終わってちょっと疲れました。大事なポイントでは攻めなければいけない。甘いボールはやってくる。そこを攻めなければならない」と振り返った。次戦の相手は世界ランク71位のシェイ・スーウェイ(台湾)。「次もタフになる。前回も(2019年、全豪3回戦)当たっている。フルセットのバトルになった。次も多分なる。でも全力を尽くします」と話している。
(THE ANSWER編集部)