大坂なおみ、次戦は“元世界1位対決” 意外な初対戦にWTA注目「極めて驚くべきこと」
女子テニスの世界ランク3位・大坂なおみ(日清食品)は、14日の全豪オープン女子シングルス4回戦で、前回大会準優勝の同14位ガルビネ・ムグルサ(スペイン)と対戦する。かつて世界1位になったこともある強敵との試合となるが、WTA公式サイトは「過去に対戦がないことは、間違いなく、極めて驚くべきことだ」と実力者同士の初対戦に注目している。
大坂の相手ムグルサは昨年大会準V
女子テニスの世界ランク3位・大坂なおみ(日清食品)は、14日の全豪オープン女子シングルス4回戦で、前回大会準優勝の同14位ガルビネ・ムグルサ(スペイン)と対戦する。かつて世界1位になったこともある強敵との試合となるが、WTA公式サイトは「過去に対戦がないことは、間違いなく、極めて驚くべきことだ」と実力者同士の初対戦に注目している。
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大坂は12日、同30位オンス・ジャブール(チュニジア)に2-0(6-3、6-2)で勝利。粘りのテニスも見せ、昨年敗れた3回戦を突破した。2年ぶりの全豪優勝に向け、次戦は昨年準Vのムグルサが相手となるが、WTA公式サイトは「16強プレビュー:セリーナ対サバレンカ、オオサカ対ムグルサがメルボルンで激突」との見出しで記事を掲載。対戦に言及している。
両者について、記事では「元世界ランク1位で現役最年少のグランドスラム複数回制覇を達成している2人が、過去に対戦がないことは、間違いなく、極めて驚くべきことだ」と記載。実力者2人が初対戦となることを伝えている。
大坂は昨年8月から、2つの試合前棄権を除き17連勝中。記事でも「今週は合計13ゲームしか落としてない。それは全てグランドスラムで準々決勝進出経験者の、アナスタシア・パブリュチェンコワ、カロリーヌ・ガルシア、オンス・ジャブールを相手にしながらだ」と、今大会での安定したプレーに言及している。
一方の27歳ムグルサは、2017年に女子シングルスの世界ランク1位になっている。16年の全仏、17年のウィンブルドンで優勝しているが、その後については「安定感を失い、トップ10から外れた」と記載されている。ただ、昨年の全豪では決勝進出。「彼女が最高レベルに戻ってきたことを印象付けた」と勢いを取り戻してきたことも記している。
大坂も2019年1月に自身初の世界1位となっている。“元世界1位同士”の対戦を、WTAは「オオサカとムグルサ両者の(キャリアにおける)4回戦の成績は、オオサカが3勝2敗(全豪では1勝1敗)、ムグルサが8勝6敗(全豪では2勝3敗)とわずかに勝ち越している」とも紹介している。難敵を倒して8強入りとなるか、注目が集まる。
(THE ANSWER編集部)