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もし井上尚弥戦が実現していれば…ロマゴン母国紙が言及「ファイトマネー1億円だった」

ボクシングのWBA世界スーパーフライ級スーパー王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア・帝拳)とWBC同級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)の王座統一戦が、3月13日に米カリフォルニア州カーソンで開催される。ニカラグア地元紙は、ゴンサレスが過去10戦で勝ち取ったファイトマネーに注目。仮にWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)との対戦が実現していた場合の金額にも言及している。

ローマン・ゴンサレス【写真:Getty Images】
ローマン・ゴンサレス【写真:Getty Images】

ゴンサレスが過去10戦で勝ち取った金額にも注目

 ボクシングのWBA世界スーパーフライ級スーパー王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア・帝拳)とWBC同級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)の王座統一戦が、3月13日に米カリフォルニア州カーソンで開催される。ニカラグア地元紙は、ゴンサレスが過去10戦で勝ち取ったファイトマネーに注目。仮にWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)との対戦が実現していた場合の金額にも言及している。

「ローマン・ゴンサレスは過去10戦で300万ドル(約3億1000万円)以上勝ち取っている」との見出しで特集したのはニカラグア地元紙「ラ・プレンサ」だった。同紙によると、ゴンサレスはエストラーダとの統一戦で100万ドル(約1億円)のファイトマネーを手にすると伝えられている。

 かつてパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位に君臨したロマゴンだが、同紙はよもやの連敗で井上との対決のチャンスを失ったとも記載している。WBC世界スーパーフライ級王者時代のゴンサレスは、2017年3月に米ニューヨークでシーサケット・ソー・ルンビサイ(タイ)に判定負け。同9月のダイレクトリマッチでも4回KO負けを喫している。

 記事では「この年はローマンにとって悪夢となったが、銀行口座の額は増え続けた。ソー・ルンビサイとの初戦で55万ドル(約5700万円)を手にし、2戦目は60万ドル(約6200万円)だった。2戦目で勝利していたら、2018年に試合を観戦に訪問していたナオヤ・イノウエとの試合で、ファイトマネーは100万ドルに到達するはずだった」と記載している。

 同メディアは、ロマゴンがソー・ルンビサイとの再戦で勝てば、井上とのファイトマネー約1億円のタイトルマッチがプロモートされる可能性があったとしているが、「すべてはノックアウトで一変してしまった。チョコラティート(ゴンサレスの愛称)はリングから去った」と連敗でチャンスを逃したと報じている。

 ゴンサレスはこの1年後、モイセス・フォンテス(メキシコ)との再起戦で勝利。昨年2月にはカリッド・ヤファイ(英国)を倒してWBA世界スーパーフライ級王座を獲得し、4連勝でエストラーダとの統一戦に挑むことになる。

(THE ANSWER編集部)


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