メドベージェワが英断 高齢者支援アプリに大会賞金を寄付「発想にいい印象持った」
フィギュアスケートの平昌五輪銀メダリスト、エフゲニア・メドベージェワは、ロシアの有力選手によって行われたフィギュアスケートのチーム対抗戦「チャンネルワントロフィー2021」でキャプテンを務めた。ロシアメディアによると、メドベージェワは自身が得た賞金を、金銭的な面などで生活に困っている高齢者支援のプロジェクトに寄付すると伝えられている。
対抗戦「チャンネルワントロフィー2021」で主将を務めた
フィギュアスケートの平昌五輪銀メダリスト、エフゲニア・メドベージェワは、ロシアの有力選手によって行われたフィギュアスケートのチーム対抗戦「チャンネルワントロフィー2021」でキャプテンを務めた。ロシアメディアによると、メドベージェワは自身が得た賞金を、金銭的な面などで生活に困っている高齢者支援のプロジェクトに寄付すると伝えられている。
メドベージェワとザギトワがキャプテンを務め、ワリエワら豪華な面々が演技した対抗戦。地元紙「スポルトエクスプレス」は、「メドベージェワが慈善プロジェクトの枠組みの中でタレントのグドコフ氏との愉快なビデオをアナウンスした」との見出しで記事を掲載。大会後の記者会見で、高齢者の支援を目的とした慈善プロジェクトに、メドベージェワが協力すると語ったことを記載している。
記事によると、メドベージェワは生活に困っている高齢者を支援できるモバイルアプリのプロジェクトについて「私はこのアイデアにとても良い印象を持ちました」と賛同。「チャンネルワントロフィーで得た自身の賞金を、私たちはまさにこの慈善プロジェクトに振り込む決断をしました」と話したという。
同メディアによると、メドベージェワのチームが獲得した賞金総額は400万ルーブル(約560万円)。メドベージェワ自身が賞金をいくら受け取ったかは不明だが、現地では21歳の決断に注目が集まっていた。
(THE ANSWER編集部)