渡邊人気の高まりが明白に…米記者が「NBA国際広報部門から面白い報告」を発信

　米プロバスケットボール（NBA）のラプターズとツーウェー契約を結ぶ渡邊雄太は今季、限られた出場時間でアピールを続け、本契約を勝ち取れるかが注目を集めている。地元トロントでの知名度、人気も高まりを見せる渡邊だが、日本での人気上昇ぶりにも米記者が注目。「ラプターズは日本で最も商品が売れているチーム」などと驚きを伝えている。

　アメリカンドリームを掴もうとしている渡邊フィーバーは着実に表れているようだ。日本での渡邊人気、ラプターズ人気を現地で発信しているのは米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」のラプターズ番アーロン・ローズ記者だ。

「NBA国際広報部門から面白い報告」と記したツイートでは、「ユウタ・ワタナベとルイ・ハチムラのジャージが日本のNBAオンラインストアの売り上げの46%を占める」と伝えている。八村塁と人気を争い、関連商品が全体の約半分を示しているという。

　さらに別のツイートでは「ラプターズは日本で最も商品が売れているチームだという」とラプターズ人気の高まりを伝えるとともに、「いつの日か東京の街を歩いたときに、ラプターズのジャージを至る所で見られるようになれば良いなと思う」と思いをはせている。

　さらに「日本のNBAオンラインストアのラプターズのページをクリックすると、ワタナベのジャージが1列目に来ている！　ワタナベはエリートなのである」と驚きつつ、ユウタ・ワタナベ人気をレポートしている。

　出場機会を増やしながら、「来月にも本契約の可能性」と地元メディアにも報じられる渡邊は10日（日本時間11日）にウィザーズと激突。八村との日本人対決が注目を集めそうだ。