澤村拓一は「ブルペンのダークホースに」 ボストン地元局は“岡島秀樹級”の活躍期待
ロッテから海外フリーエージェント(FA)宣言した澤村拓一投手はレッドソックス入りが有力視されているが、ボストンの地元メディアでは早くも期待が寄せられている。かつてリリーバーとして活躍した岡島秀樹氏を彷彿させると紹介している。
同じリリーバーとして岡島のような活躍を期待「14年前にそうだったように…」
ロッテから海外フリーエージェント(FA)宣言した澤村拓一投手はレッドソックス入りが有力視されているが、ボストンの地元メディアでは早くも期待が寄せられている。かつてリリーバーとして活躍した岡島秀樹氏を彷彿させると紹介している。
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ボストンでも澤村への期待は高まっているようだ。米地元スポーツ局「NBCスポーツ・ボストン」電子版では「レッドソックスでオールスター級の活躍をしたリリーフ投手を思い出させる契約か?」と見出しを打った記事で日本人右腕にフォーカスしている。
澤村と重ね合わせたのは、2007年からレッドソックスでプレーした岡島だ。「14年前、レッドソックスは日本のヒデキ・オカジマと2年契約を結んだが、注目を浴びることはなかった。同郷のダイスケ・マツザカほどの歓迎を受けなかったが、オカジマはファン投票でオールスターに選出されるなど66試合に登板。防御率2.22を記録し、2007年のワールドシリーズ制覇に大きな衝撃を残した」とサウスポーの当時の働きぶりを振り返っている。
そして「日本のベテランリリーバーのヒロカズ・サワムラにオカジマと似たような活躍を期待できる。注目すべきはクローザーという点だ。オカジマはレッドソックスのキャリアの中でほとんどセットアッパーとしてプレーしていたが、サワムラにはクローザーとしての経験もある」と同じくリリーバーながら、澤村にはクローザーの経験があることにも言及している。
さらに「オカジマが14年前にそうだったように、おそらくサワムラもダークホースとしてブルペンの競争に加わることになるだろう」と岡島のような系譜をたどる存在になると予告している。
ボストンでは4年連続で50試合以上に登板した岡島と同様の期待を、澤村にもかけているようだ。
(THE ANSWER編集部)