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仏選手が試合中に“ふて寝” 225分激闘の決定的瞬間に米注目「イライラしていた」

8日に行われたテニスの全豪オープン男子シングルス1回戦で、コートチェンジのタイミングで“ふて寝”したフランス人選手が注目されている。3時間45分に渡るフルセットの激闘中、目を閉じて眠るように座った決定的瞬間の写真を大会公式が公開。米メディアも「感情を爆発」などと注目している。

コランタン・ムテ【写真:AP】
コランタン・ムテ【写真:AP】

1回戦で3時間45分を戦ったムテの写真が話題に

 8日に行われたテニスの全豪オープン男子シングルス1回戦で、コートチェンジのタイミングで“ふて寝”したフランス人選手が注目されている。3時間45分に渡るフルセットの激闘中、目を閉じて眠るように座った決定的瞬間の写真を大会公式が公開。米メディアも「感情を爆発」などと注目している。

 まるで静かに眠っているようだ。世界ランク71位コランタン・ムテ(フランス)は、同39位のジョン・ミルマン(オーストラリア)と対戦。第2セットを失い、セットカウント1-1となったコートチェンジの場面だ。ムテはペットボトルやバナナが置かれたベンチに腰かけ、頭を縁に付けて目を閉じている。まだ試合は続いているが、スイッチが切れてしまったかのように見える。

 本当に寝ていたわけではないようだが、ムテが“ふて寝”ポーズをとった実際の写真を、大会公式インスタグラムが公開。また、米放送局「FOXスポーツ」豪州版は「激しいフランス人のコランタン・ムテがジョン・ミルマン戦で感情を爆発」と見出しを打った記事で伝えている。

 記事によると、21歳のムテは苛立ちから“ふて寝”したようだ。ポーズをとる前のムテの様子については「21歳は電子のラインコールに疑問を呈し、コートチェンジの際に審判が彼をジロジロ見てくるとしてそれをやめるように主張するなど、イライラしていた」と記載されている。

 第2セット、4-5のタイブレークの場面では、失点後にラケットを投げつけて審判から警告も受けていたという。今月行われたマレー・リバーオープンではグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に勝利して4強入りしているムテ。この試合もフルセットの激闘を3-2(6-4、6-7、3-6、6-2、6-3)で制し、2回戦に駒を進めている。

(THE ANSWER編集部)

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