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全豪OPで珍事 カナダ選手が“トイレ休憩”巡り審判と口論「罰金か?それでも構わない」

テニスの全豪オープン男子シングルス1回戦で珍事が起きた。8日、世界ランク12位のデニス・シャポバロフ(カナダ)は同32位のヤニック・シナー(イタリア)に3-2(3-6、6-3、6-2、4-6、6-4)で勝利したが、試合中に“トイレ休憩”を巡って審判と口論する場面があった。実際の動画を海外メディアが公開。結局、用を足せなかったゲーム後には「馬鹿げたルールだ。試合が長い時は難しい」などと語ったと伝えられている。

デニス・シャポバロフ【写真:AP】
デニス・シャポバロフ【写真:AP】

シャポバロフはトイレ休憩に行けず「試合が長い時は難しい」

 テニスの全豪オープン男子シングルス1回戦で珍事が起きた。8日、世界ランク12位のデニス・シャポバロフ(カナダ)は同32位のヤニック・シナー(イタリア)に3-2(3-6、6-3、6-2、4-6、6-4)で勝利したが、試合中に“トイレ休憩”を巡って審判と口論する場面があった。実際の動画を海外メディアが公開。結局、用を足せなかったゲーム後には「馬鹿げたルールだ。試合が長い時は難しい」などと語ったと伝えられている。

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 我慢できなかったのだろうか。最終セット前、シャポバロフはベンチから審判に向かって手を広げ、何かを主張しているようだ。タオルを手に持ちどこかに向かおうと立ち上がったが、制止されたのか再び戻る。その後もやり取りを続けるが、真剣な顔つきで話すシャポバロフに、審判は時折苦笑いを浮かべながら説明をしている。どうやらトイレ休憩に関して口論しているようだ。

 実際の動画を豪メディア「ナイン・デジタル」のスポーツ情報サイト「ワイド・ワールド・オブ・スポーツ」が公開。また、ロシア放送局「ロシアトゥデー」は「シャポバロフが審判と口論を繰り広げた。ブレークタイムの時にトイレ休憩を拒否されたのである。彼は我慢の限界であることを主張した」と記事で伝えている。

 トイレ休憩を拒否された理由について、同局は「メディカルタイムアウトを求めた選手は医療スタッフが到着するまで、コートを離れてはいけないというルールが存在するからだ」と説明。また、シャポバロフは「トイレに行ったらどうなる? 罰金か? それでも構わない」と審判に聞いたと伝えられている。

 その後、トイレには行けないという旨の返答を聞いたシャポバロフは「えっ、どういう意味? 行けないの? 失格にするつもり? 漏らしちゃうよ! 理解できないルールだ」と続けたという。結局トイレに行かずに勝利を掴んだが、試合後には「馬鹿げたルールだ。試合が長い時は難しい。試合前はなるべく多くの水分補給を心掛けているんだ。だからトイレに行きたくなる」と語ったと記載されている。

 昨年10月のサンクトペテルブルク・オープン男子シングルス1回戦では、イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)がメディカルタイムアウト中にトイレへ行き、遅延行為とみなされてペナルティを食らい、怒りの声を上げるという出来事があった。

(THE ANSWER編集部)

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