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「全員が見習うべき」 “誤審”を自己申告の伊代表へ広がる称賛「フェアプレー賞を」

海外サッカー、イタリア1部セリエA・トリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティの紳士的な振る舞いが称賛を浴びている。ファウルでゴール前の好位置でFKを獲得。相手にはカードが出たが、なんとベロッティが審判にカードを取り消すよう訴えたのだ。一部始終を海外メディアが公開。「信じられないスポーツマンシップを見せた」と称えられてたが、海外ファンからも「これは素晴らしい!」「真の男!」と称賛が広がっている。

アンドレア・ベロッティ【写真:Getty Images】
アンドレア・ベロッティ【写真:Getty Images】

男気で株を上げたベロッティ「これは素晴らしい!」

 海外サッカー、イタリア1部セリエA・トリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティの紳士的な振る舞いが称賛を浴びている。ファウルでゴール前の好位置でFKを獲得。相手にはカードが出たが、なんとベロッティが審判にカードを取り消すよう訴えたのだ。一部始終を海外メディアが公開。「信じられないスポーツマンシップを見せた」と称えられてたが、海外ファンからも「これは素晴らしい!」「真の男!」と称賛が広がっている。

 なかなかできない行動だ。6日のアタランタ戦、前半33分だった。相手ゴールの正面で転倒したベロッティ。レフェリーはファウルの笛を吹くとともに、クリスティアン・ロメロが倒したと判断しイエローカードを提示した。懸命に抗議に出るロメロだったが、次のベロッティの行動がなんとも粋だった。

 審判に対して、ジェスチャーでロメロの警告を取り消すように申告したのだ。絶好の位置でフリーキックが与えられたが、これもゴールは狙わず、優しいキックで相手GKにボールを返した。

 紳士的な振る舞いをみせたイタリア代表FWに対して、英スポーツメディア「スポーツバイブル」は「アンドレア・ベロッティが信じられないスポーツマンシップを見せた」などと脚光を浴びせていたが、さらに米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門ツイッターでも「ファウルを受けたと判定されたアンドレア・ベロッティだったが、それは違うと話した。フリーキックを与えられたが、それを返したのである。素晴らしいものを見た」と称えられている。

 またESPNの投稿に米ファンからも「真の男! リスペクト」「拍手」「一流だ」「スポーツマンシップ!」「他の選手ならカードを求める」「全てのサッカー選手は彼を見習うべきだ」「これは素晴らしい!」「フェアプレー賞を彼に」と称賛が広がっている。

 0-3とリードされていた場面だったことも、称賛される理由となっていたベロッティだが、この後自身のゴールで反撃ののろし、チームも発奮したのか3-3と追いついて試合を終えている。

(THE ANSWER編集部)


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