11日の「LEGEND」へ、ミット打ち公開「少しでも勇気を与えられるように」

　ボクシングのWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏がツイッターを更新。11日のチャリティーイベント「LEGEND」（東京・国立代々木競技場）に向けた練習動画を公開し、「体力が戻ってきました！」と手応えを実感しているようだ。

　戦闘態勢が徐々に整ってきた。「パンパンパンッ！」と小気味のよいミットの音が響く。内山氏は小口忠寛トレーナーが持つミットへ向けて、力強いパンチを繰り出していく。アッパーから左フックとコンビネーションを繰り返し、さらにジャブから右ストレートと、トレーナーの要求に応え次々とヒットさせていく。

　2016年12月以来、4年ぶりの“リング復帰”へ1週間を切った中で調整は順調に進んでいるようだ。連日自身のSNSでミット打ちの映像などを公開している“KOダイナマイト”は「少しですが、体力が戻ってきました！　2月11日は少しでも勇気を与えられるように力を出し切ります!!」と綴っている。

　41歳が迫力あるパンチを繰り出す姿に、ファンからは「現役でもイケる身体だと思います」「さすが兄貴！」「ヤバい。楽しみが過ぎます！」「早い！」などと注目が集まっている。

「LEGEND」にはWBAスーパー＆IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥（大橋）らも参戦予定。3分×3回のスパーリング形式のエキシビションとなり、内山氏は日本スーパーフェザー級王者・坂晃典（仲里）と拳を交える。