イチロー、消えない「伝説の“ザ・スロー”」の記憶 米脚光「教科書のようなプレー」
ファンから称賛続々「誰も近しいことすらできないからイチロー」
イチローは4月2日にメジャーデビューしたばかり。細身の外野手の能力に懐疑的な目もあったが、このワンプレーに全米は度肝を抜かれ、名前が広がる要因の一つとなった。動画では同じくメジャー屈指の強肩で鳴らしたゲレーロが同じ年に演じた中堅から本塁への驚異のノーバウンド送球とともに「イチローとブラッド、どっちが上手かった?」とファンに投げかけている。
コメント欄では「イチロー」「ブラッド」とそれぞれの声が上がり、イチロー派は思い思いに称賛の言葉を投げかけていた。
「上手い選手と上手い送球、どっちのことかな? 上手い選手ならイチロー、上手い送球ならブラッドだ」
「もちろん…楽勝でイチロー!」
「イチローの成すべきことを成す教科書のようなプレー」
「誰も近しいことすらできないからイチロー」
ほかにも、甲乙つけがたいファンから「どっちもすごい送球…」「私の大好きな送球2つだ」、ブラッド派のなかでも「でも、イチローの『ザ・スロー』は一流だ、彼の最初のMLBハイライトだ」と拍手を送る者もいた。
イチローは今年で44歳を迎え、出番は少なくなっても、こうしてメジャー1年目に果たした「伝説のレーザービーム」が脚光を浴びるのは、メジャーのファンの心の中に「ICHIRO」がしっかりと刻まれていることの裏返しでもある。
(THE ANSWER編集部)