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腕が太くなった野中生萌 東京五輪へ筋力アップ証明「やってきたことに間違いはない」

スポーツクライミングのボルダリング・ジャパンカップ(JC)は31日、東京・駒沢屋内球技場で準決勝と決勝が行われた。上位6人による女子決勝では、17歳の森秋彩(あい・茨城県連盟)が初優勝。東京五輪代表の野中生萌(みほう・XFLAG)が2位となり、2年ぶり2度目の優勝には届かなかった。

「今までやってきたトレーニングは間違いないと実感できた」と語った野中生萌
「今までやってきたトレーニングは間違いないと実感できた」と語った野中生萌

ボルダリング・ジャパンカップ準決勝&決勝

 スポーツクライミングのボルダリング・ジャパンカップ(JC)は31日、東京・駒沢屋内球技場で準決勝と決勝が行われた。上位6人による女子決勝では、17歳の森秋彩(あい・茨城県連盟)が初優勝。東京五輪代表の野中生萌(みほう・XFLAG)が2位となり、2年ぶり2度目の優勝には届かなかった。

 野中は準決勝をトップで通過。決勝の第1課題は2トライ目で完登すると、第2課題は1トライ目で完登する「一撃」を決めた。しかし、第3、4課題も完登できず2位。「全部登りたかったけど登れなかった」とサバサバと振り返った。

 今は週1回2時間のウェートトレーニングを2回に増加。以前は体幹だけだったが、今は上半身、下半身ともに鍛え上げている。上腕二頭筋などタンクトップから見える腕は明らかに大きくなった。ピークは東京五輪。今は追い込みの時期で疲労を抱えた中で出場した。2年ぶり2度目の優勝は逃したものの「今までやってきたトレーニングは間違いないと実感できた」と満足げ。さらにこう続けた。

「実際に結果だけでいうと登れていないけど、準決勝の2課題目が一番難しく感じてそれを登れた。他の選手が苦戦しているところで登れたので。(完登した決勝の第1課題は)トライを重ねると体力を使う。力を使いながらミスをしない。難しいけど完登に繋がるのが成長だと思う」

 これまでは肩の故障に悩まされてきたが、筋力アップにより「怪我自体が治るのは手術しかないですけど、筋力で補っているので悪化することはない」と説明。東京五輪へあと半年。着実にレベルアップして上を目指す。

(THE ANSWER編集部)


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