早くも「冒険始めた」錦織圭 銅メダル獲得の余韻に浸ることなく次の戦いへ
五輪連覇のマレーも勝利、リオとは異なる条件で「上手くプレーした」
また、2012年ロンドン大会に続く五輪連覇を成し遂げたマレーもタイトな移動スケジュールを経てフアン・モナコ(アルゼンチン)と対戦し、6-3、6-2で勝利。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」は「マレーは日曜日に戦ったモナコの同胞であるフアン・マルティン・デルポトロとの五輪決勝と比べて、はるかに簡単に勝ち上がった」と伝えた。
さらに、またATP公式サイトは「シンシナティはリオとは完全に異なる条件で、とても湿気がある。そしてここのコートはとても球足が速い。リオはもっと遅かったからね。慣れるために少し時間がかかったけど、僕は上手くプレーした。昨日と今日で2回ずつ短めの練習をしたしね」と試合後のマレーのコメントも紹介している。
高い対応力とタフネスぶりを証明した錦織とマレーは、3回戦を勝ち進めば、早くも準々決勝で激突する。錦織は、マレーにストレート負けを喫した五輪準決勝でのリベンジを果たせるだろうか。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images