22歳本田太一が現役引退を報告 本田兄妹の長男「120点満点、最高のスケート人生」
フィギュアスケートの本田太一(関大)が31日、インスタグラムを更新し、現役引退を報告した。29日の国体冬季大会で選手生活に終止符を打った22歳は「120点満点、最高のスケート人生でした」などと記している。
インスタグラムで友野との2ショット掲載「これからはファンとして関わっていく」
フィギュアスケートの本田太一(関大)が31日、インスタグラムを更新し、現役引退を報告した。29日の国体冬季大会で選手生活に終止符を打った22歳は「120点満点、最高のスケート人生でした」などと記している。
本田は現役時代、切磋琢磨した友野一希と互いに背中に手を添える印象的な写真を投稿。「先日の国体をもって、5歳から17年間続けてきた競技生活にピリオドを打ちました」と報告し、「一流選手ではありませんでしたが、それでも7度の全日本選手権出場、2度のインカレ団体優勝をはじめとして、コーチ、同期、先輩、後輩にも恵まれ、120点満点、最高のスケート人生でした」と振り返った。
「成績以上に注目して頂くことも多く、それが苦しかった時期もありましたが、最後まで戦い抜いた自分を誇りに思います」と回顧。その上で「『本田太一』というフィギュアスケーターを長い間応援して下さったファンの方々、関係者の方々には感謝してもしきれません。これからはファンとして、スケートに関わっていく予定です。本当にありがとうございました」と支えてくれた周囲に感謝した。
本田は妹に同じくフィギュアスケートに取り組む真凜、望結、紗来を持つ本田兄妹の長男。大阪代表として出場した国体は合計169.70点で10位。友野との団体戦は2位だった。
(THE ANSWER編集部)