「プレミアのVARは厳しい」 幻のソン・フンミン弾が話題に、映像で見てみると「あ…」
海外サッカーのイングランド1部プレミアリーグで今週、なんとも際どい判定が生まれた。28日(日本時間29日)、トットナム―リバプール戦でトットナムの韓国代表FWソン・フンミンが絶妙なタイミングで裏に飛び出し、ゴールネットを揺らしたが、VAR判定の結果、オフサイドに。日本で中継しているスポーツチャンネル「DAZN」の映像で見てみると、左足かかとが数センチ出ているように見えるが……。サッカーファンの視線を集めた。
今週プレミアで生まれた際どい判定、VARの精密さを実証する結果に…
海外サッカーのイングランド1部プレミアリーグで今週、なんとも際どい判定が生まれた。28日(日本時間29日)、トットナム―リバプール戦でトットナムの韓国代表FWソン・フンミンが絶妙なタイミングで裏に飛び出し、ゴールネットを揺らしたが、VAR判定の結果、オフサイドに。日本で中継しているスポーツチャンネル「DAZN」の映像で見てみると、左足かかとが数センチ出ているように見えるが……。サッカーファンの視線を集めた。
前半3分だった。ソン・フンミンは絵に描いたようなワンツーの連携から裏に抜け出した。そのままドリブル突破からペナルティーエリア左に侵入し、ゴール左隅に蹴り込んだ。鮮やかな先制ゴールに感情を爆発させた背番号7。しかし、だ。VARの確認が入る。ディフェンスラインぎりぎりに位置していたが、結果はオフサイドに。最も相手ゴール寄りにあった左足がラインを越えていたと判断されたようだ。
日本で中継している「DAZN」の実況席も、ゴール直後は「来たあああ!!!」と大興奮だったが、リプレーでバーチャルのオフサイドラインが引かれれると「あ……」と凝視。ラインからソン・フンミンの左足かかとがわずかに出ていることが見て取れる。オフサイドの判定となり、喜びを露わにするリバプールのクロップ監督の表情を映し出していた。
プレミアリーグ強豪の激突に注目していた日本のファンも多く、ネット上で話題に。「ソンフンミンのナイス・ゴールだったのに」「VAR怖すぎる」「プレミアのVARは厳しい」「VARありがとう」など、VAR判定の精密さを前提とした上で、悲喜こもごもの声が上がっていた。
なお、先制点が幻となったトットナムは敗戦。英紙「ザ・ザン」はモウリーニョ監督が「ソン・フンミンのゴールは明らかにオフサイド」と認め、「ゲームが膠着し、試合にきちんと入れていた時に、彼らが最初に得たチャンスと同じ形のゴールが生まれた」とチャンスを逃さずに決めて試合を優位に進めた相手チームを素直に称えたことを伝えている。
(THE ANSWER編集部)