18歳伊藤ふたば「家事できるか…」 プロクライマー転向で一人暮らし、パリ五輪へ照準
スポーツクライミングのボルダリング・ジャパンカップは30日、東京・駒沢屋内球技場で予選が行われた。今春からプロ転向する昨年大会女王の伊藤ふたば(TEAM au)は6位で予選通過を決めた。
ボルダリング・ジャパンカップが開幕
スポーツクライミングのボルダリング・ジャパンカップは30日、東京・駒沢屋内球技場で予選が行われた。今春からプロ転向する昨年大会女王の伊藤ふたば(TEAM au)は6位で予選通過を決めた。
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伊藤は5つの課題のうち3つで、1トライ目で完登する「一撃」を決めた。国際連盟と日本協会による東京五輪出場基準の解釈を巡る問題では、昨年12月にスポーツ仲裁裁判所(CAS)が出した裁定で代表選手(男女2人ずつ)が決定。伊藤は代表から落選したが「久々の大会で緊張感があった。2連覇を目指したい」と強い気持ちを見せた。
今春に岩手・盛岡中央高卒業後は「プロクライマー」になることを決めた。大学進学の道は選ばず「(コロナ禍で)まだ大会があるかわからなくて不安定ですけど、今までできなかったこと、新しいことをしたい」とチャレンジ精神を持って転向する。都内などを拠点に活動予定。初めての一人暮らしに向けて「家事は自分でやらないといけない。しっかりできるか不安はあります」と初々しく笑った。
18歳が目指すのは2024年パリ五輪。「大学に行きたいと思っていたら行っていた。今はクライミングに集中したいと思ったのでプロになる」と決意を込めた。
(THE ANSWER編集部)