海外競馬で衝撃の蛮行 直線で馬の前に人が乱入…現地メディア指摘「愚かな侵入者」
海外競馬のレースであわや大惨事という事件が起きた。最後の直線で馬の前に突如人がコースに侵入。あわや馬とぶつかりそうになるアクシデントが発生した。なぜこんな事が起きたのか。海外のメディア関係者が実際の映像を公開。現地メディアでも「愚かな侵入者」と厳しく指摘している。
ニュージーランドのレースであわや大惨事
海外競馬のレースであわや大惨事という事件が起きた。最後の直線で馬の前に突如人がコースに侵入。あわや馬とぶつかりそうになるアクシデントが発生した。なぜこんな事が起きたのか。海外のメディア関係者が実際の映像を公開。現地メディアでも「愚かな侵入者」と厳しく指摘している。
一歩間違えば大惨事だった。最後の直線、全馬がトップスピードに乗っている。そんな中、先頭に立とうとした馬がわずかにスピードを緩め、進路を外に取った。何が起きたのか――。なんと人がコースに侵入。馬場の真ん中に突っ立っているのだ。ジョッキーが馬を巧みに操って人を避け、間一髪ぶつかることはなかったが、目を疑う光景だった。
ニュージーランドのレースで起きたまさかの事態。地元紙「ニュージーランド・ヘラルド」では「トレンサム競馬場に男が侵入」と題して報道。「今日のトレンサム競馬場でのウェリントンカップで男が侵入し、観客たちは唖然とした。第8レースの残り150メートルでの出来事だったが、驚くべきことに、全力で追う騎手は騎手はこの愚かな侵入者をかわし、誰も負傷者はいなかったのである」とレポートしている。
記事によると、侵入者は即座にコースから連れ出され警察に逮捕されたという。
このレースの優勝馬ルビーロックスの手綱を執っていた女性騎手ダニエル・ジョンソンは「彼は馬に踏みつけられなくてラッキーだった。騎手のほとんどはギリギリまで彼の存在を確認することはできなかった」と振り返っている。
また実際の直線の映像を豪州の専門局「スカイ・レーシング」でリポートを務めていたアンドリュー・ベンスリー氏がツイッターで公開。「トレンサム競馬場で信じられない光景。トラックにいた人を轢かなかったということで騎手を褒めたたえる必要がある!」と驚きを綴っている。
(THE ANSWER編集部)