2年前のファーマーズ・インシュランス・オープンでのショットに注目

　米男子ゴルフツアーのファーマーズ・インシュランス・オープンは現地時間28日に開幕。4年ぶりの優勝を目指す世界ランク21位の松山英樹（レクサス）が2年前の同大会で放ったスーパーショットが再び脚光を浴びている。バンカーから3ウッドでの“超絶リカバリー”をPGAツアーが動画付きで公開。米ファンの称賛を浴びている。

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　バンカーからのショットとは思えない。最終日の9番パー5、フェアウェーバンカーから第2打で手にしたクラブは3ウッドだ。綺麗な芝の上から打つようにクリーンにインパクトすると見事にピンの右上3メートルに2オンさせた。

　さらに同じ日の18番でもフェアウェーバンカーからの距離のある第2打で、見事に池を超え2オンに成功。こちらも楽々バーディーを決めて見せた。

　PGAツアーは「バンカーで才気溢れるヒデキ・マツヤマ」と記して2年前のスーパーリカバリーにフォーカス。バンカーを全く苦にしない松山のショットに、米ファンからは「これぞヒデキ」「俺ならバンカーを出ることさえできない」「彼を見るだけでスイングを上達させられる」「バンカーからこれ」「最高」「見た目ほど簡単じゃない」「凄いコントロール」などと拍手が起きている。

　2年前は3位に入った松山。コースとの愛称は悪くないだけに、上位躍進の期待がかかる。