波乱続きのミラノダービー 主審が異例の途中交代…海外識者も仰天「異次元だ」
海外サッカー、イタリア杯準々決勝は現地時間26日、インテルがACミランに2-1で勝利。ミラノダービーは後半アディショナルタイム7分に決勝ゴールが生まれる劇的な展開となった。一方で試合中に起きた異例のハプニングも注目を呼んでいる。主審が左太ももを負傷し、途中交代。海外記者は「波乱続きのミラノダービーと言っていいだろう」と伝えている。
イブラヒモビッチは退場、その後に主審が負傷で交代のハプニングも
海外サッカー、イタリア杯準々決勝は現地時間26日、インテルがACミランに2-1で勝利。ミラノダービーは後半アディショナルタイム7分に決勝ゴールが生まれる劇的な展開となった。一方で試合中に起きた異例のハプニングも注目を呼んでいる。主審が左太ももを負傷し、途中交代。海外記者は「波乱続きのミラノダービーと言っていいだろう」と伝えている。
意地と意地が激突するダービーマッチは、まさに波乱の展開だった。先制ゴールを決めたミランのFWイブラヒモビッチが後半13分にDFコラロフを後ろから倒してしまい、2枚目の警告で退場。この後にインテルが反撃を開始し、同24分にPKで試合を振り出しに戻した。
そしてその5分後だ。主審が左太ももを負傷。足を引きずりながらピッチを後にし、第4審との交代を余儀なくされたのだ。これにより後半のアディショナルタイムは10分にも及んだ。
現地専門メディア「フットボール・イタリア」でも試合をレポートしているが、主審交代のシーンについて「ドラマは終わらない。主審のパオロ・バレリがももを負傷し数分間試合が停止。第4審のダニエレ・キッフィとの交代を余儀なくされた。これで10分間の停止となった」と記している。
米スポーツ専門局「ESPN」のアンドリュー・チェーザレ記者も「主審が負傷した。ここまで波乱続きのミラノダービーと言っていいだろう」とツイート。スポーツデータなどを提供する米テクノロジー企業「スタッツパフォーム」のプロデューサー、サシャ・ピサニ氏も「このミラノダービーは異次元だ。審判のバレリが負傷により交代」とツイッターに驚きを綴っている。
(THE ANSWER編集部)