ナイジェリア版クールランニング? ボブスレーで冬季五輪初出場 海外で話題
来年2月に開幕する平昌五輪で、ナイジェリアの女子ボブスレーチームが、同国初となる冬季五輪出場が決まり、世界で話題を呼んでいる。英公共放送「BBC」が報じ、公式フェイスブックでは“ナイジェリア版クールランニング”ともいうべき、異色の経歴を持つ3人の様子を公開している。
ロンドン五輪代表ら陸上出身女子3人が平昌五輪出場…まるで映画「クールランニング」?
来年2月に開幕する平昌五輪で、ナイジェリアの女子ボブスレーチームが、同国初となる冬季五輪出場が決まり、世界で話題を呼んでいる。英公共放送「BBC」が報じ、公式フェイスブックでは“ナイジェリア版クールランニング”ともいうべき、異色の経歴を持つ3人の様子を公開している。
「冬季五輪2018:ナイジェリアの女子ボブスレーチームはメダルを狙う」と特集した記事では「ナイジェリアの女子ボブスレーチームが韓国での2018年冬季五輪で歴史的出場を果たそうとしている。そして、彼女たちはメダル獲得に自信を持っている」と挑戦する3人を紹介している。
出場を決めたのは、セウン・アディグン、ヌゴジ・オンウメレ、アクオマ・オメオガのトリオだ。ナイジェリアは過去に全競技を通じ、冬季五輪に初めて出場する。「超現実的よね」と語ったパイロットを務めるアディグンは「ナイジェリアは今まで誰も冬季五輪に人を送ったことがなくて、これから起こることにみんなワクワクしているわ」と胸を高鳴らせたという。
記事によると、3人ともに経歴は異色だ。共通するのは、全員が元トップアスリートということ。アディグンは12年ロンドン五輪で陸上100メートル障害に出場し、ブレーカーのオンウメレは15年陸上世界選手権のリレーで国を代表した。もう一人のブレーカーのオメオガはミネソタ大で陸上選手だった。