デッドリフト501kg超怪力俳優がBOXデビュー 相手プロ選手も驚き「一撃は衝撃だった」
デッドリフト501キロの世界記録を持ち、「世界最強の男」コンテストで優勝したこともある俳優のハフソー・ビョルンソンがボクシングの“デビュー”を飾った。16日にエキシビションマッチで現役プロボクサーのスティーブ・ウォード(英国)と対戦。3分3ラウンドで採点はなく、勝敗は決しなかったが、ボクシング挑戦のために200キロ超あった体重を40キロ以上絞り臨んだ怪力男について、相手選手は「彼の一撃は本当に衝撃的だった」と驚いている。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が伝えている。
「世界最強の男」ビョルンソンがエキシビションマッチに登場
デッドリフト501キロの世界記録を持ち、「世界最強の男」コンテストで優勝したこともある俳優のハフソー・ビョルンソンがボクシングの“デビュー”を飾った。16日にエキシビションマッチで現役プロボクサーのスティーブ・ウォード(英国)と対戦。3分3ラウンドで採点はなく、勝敗は決しなかったが、ボクシング挑戦のために200キロ超あった体重を40キロ以上絞り臨んだ怪力男について、相手選手は「彼の一撃は本当に衝撃的だった」と驚いている。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が伝えている。
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試合に向けて40キロ以上絞り、計量で156.2キロだったビョルンソン。青のパンツを着用した巨漢はサウスポースタイルで挑み、荒っぽさは見せながらも時折鋭いパンチを繰り出し、プロキャリア14戦を誇る現役選手のウォードの腰を引かせた。3分3ラウンドで判定なし、勝敗はつかなかったものの、かつての「世界最強の男」は堂々たるリングデビューを飾った。
記事では「2回にビョルンソンはワードに強打を放ち、試合を終わらそうとした。最終ラウンドの3回にワードは復活して、反撃した」と試合展開をレポート。その上で、ビョルンソンは「気分が良い。ワードのおかげだ。彼はナイスガイだ。彼とエキシビションで戦えたことは俺にとって大きな意味がある」と充実感を滲ませ、体格差が50キロ以上ありながらリングに上がった相手を称えたという。
デッドリフト前世界記録(500キロ)保持者で、同じく「世界最強の男」コンテストで優勝経験を持つエディー・ホール(英国)とのボクシングマッチが9月に予定されるビョルンソン。「ウォードはエディー・ホールと同じ身長なので、良い経験になった。早く家に戻って、トレーニングをしてもっと強くなりたい。俺はこの生活を6か月間してきた。この競技とアスリートに大きなリスペクトを抱いている」とイメージを膨らませたという。
さらに「今回の試合では、俺はどれくらいの技術を持っているのか確認したかった。次はスピードとその他諸々のことに集中したい、人生最高の体になる。9月にあいつをKOしてやる!」と語り、一方のウォードも「ハフソーは素晴らしかった。あのサイズであんなに動ける男を見たことがない。少し不注意になったときの彼の一撃は本当に衝撃的だった」と脱帽したという。
試合後にはウォードとの2ショット写真をインスタグラムに掲載したビョルンソン。ボクサーとして能力の片鱗を示し、ホールとの「世界最強の男」同士によるボクシングマッチがさらに楽しみになった。
(THE ANSWER編集部)