「ザギトワって誰?」 15歳の天才少女、米メディアが見た“2つの強さ”とは
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで初出場初優勝を飾った15歳、アリーナ・ザギトワ(ロシア)。シニアデビューした今季、GPシリーズ2戦を含め、3大会連続優勝を果たすなど、フィギュア界では新星として大注目を浴びていたが、日本で行われた大舞台を制し、一躍、脚光を浴びている。そんな天才少女を米メディアも「アリーナ・ザギトワって誰?」と題し、改めて特集を展開。生い立ちからスター候補の横顔に迫っている。
「Who is ザギトワ?」…GPファイナルVで脚光、ロシア新星の横顔を改めて米特集
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで初出場初優勝を飾った15歳、アリーナ・ザギトワ(ロシア)。シニアデビューした今季、GPシリーズ2戦を含め、3大会連続優勝を果たすなど、フィギュア界では新星として大注目を浴びていたが、日本で行われた大舞台を制し、一躍、脚光を浴びている。そんな天才少女を米メディアも「アリーナ・ザギトワって誰?」と題し、改めて特集を展開。生い立ちからスター候補の横顔に迫っている。
「Who is Alina Zagitova?(アリーナ・ザギトワって誰?)」と特集を掲載したのは、米国で五輪放送を担う大手テレビ局「NBCスポーツ」だ。記事では、GPファイナルを制して一躍、大注目の15歳の生い立ちからキャリアを振り返り、横顔を紹介している。
アイスホッケーのコーチを務める父を持ち、02年5月22日にイジェフスクで生まれたザギトワ。当初はファーストネームをつけられず、アテネ五輪金メダリストの母国の新体操選手、アリーナ・カバエワから取り、「アリーナ」と名付けられたことを紹介。5歳からスケート人生をスタートさせたことを紹介している。
12歳だった15年に親元を離れてモスクワに移り、名コーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏に師事すると、才能は開花した。特に、ジュニア最終年の昨季は1歳上の本田真凜(関大高)を破り、世界選手権を制覇。記事では「ジュニア時代の最後の年は、ザギトワは完璧に近い領域に達しており、シニアで戦う上で足りないのは、もはや年齢だけだった」と才能を絶賛している。