競泳現役五輪女王が摂食障害告白 闘病2年「速く泳ぐには痩せるしかないと言われ…」
競泳の五輪金メダリスト、エミリー・シーボーム(豪州)が自身のインスタグラムで2年以上にわたり、摂食障害を患っていることを公表した。28歳の現役選手の告白を複数の海外メディアも取り上げ、話題を呼んでいる。
豪州の28歳シーボームがSNSで公表「2年余り、摂食障害になっています」
競泳の五輪金メダリスト、エミリー・シーボーム(豪州)が自身のインスタグラムで2年以上にわたり、摂食障害を患っていることを公表した。28歳の現役選手の告白を複数の海外メディアも取り上げ、話題を呼んでいる。
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シーボームは1日にインスタグラムで「2年余り、摂食障害になっています」と打ち明けた。現状については「過食、嘔吐に下剤服用。カロリーを計算して食事を抜いて、常に体重を計っています。服を着た自分を恥ずかしく思い、鏡の前に立つたびに体型をチェックしています」とした。
摂食障害を患った要因は「より速く泳ぐには痩せるしかないと言われ、それを信じ込んでいました」と説明。「今年はもっと勇敢な自分になりたい。自分の体に相応しい愛を与え、自分を含めた全ての人に正直でいられるように」などと前向きな思いを明かした。
背泳ぎを本職とするシーボームは16歳で出場した北京五輪で400メートルメドレーリレーで金メダルを獲得。個人を含め、ロンドン、リオデジャネイロ五輪と3大会連続でメダルを獲得した。しかし、近年は不振にあえぎ、19年世界水泳の出場は逃していた。
米水泳専門誌「スイムスワム」も「五輪チャンピオンのエミリー・シーボーム、摂食障害を告白」と特集するなど複数の海外メディアが取り上げた。現役選手ながら打ち明けた五輪金メダリストの告白は話題を呼んでいる。
(THE ANSWER編集部)