「2・20」にローガン・ポール戦、タイソン「何が起こるか分からない」ともコメント

　ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏は2月20日（日本時間21日）にお騒がせYouTuberのローガン・ポール（ともに米国）と対戦する。元ヘビー級3団体王者マイク・タイソンがポールのポッドキャスト番組に出演。メイウェザーの勝利に太鼓判を押している。

　異色のビッグマッチまで1か月半。米専門メディア「ボクシングシーン.com」ではタイソンの展望を掲載している。「マイク・タイソンはフロイド・メイウェザーがローガン・ポールを倒すと語る」と見出し付けされた記事では、昨年末にタイソンがポールのポール自身のポッドキャスト番組「impulsive」にゲスト出演した際の発言をクローズアップしている。

　タイソンは「フロイドはローガンを倒す。それでもメイウェザーは何発か君のパンチを被弾するだろう。良い試合になるはずだ。2人の男がリングに入るということは危険なことだ。何が起こるか分からない」とコメントしていたという。

　さらにタイソンはメイウェザーのストイックな姿勢も明かしている。

「フロイドのことについて教えてあげよう。誰が彼について話しても関係ない。彼はいつもジムにいる。練習の虫だ。彼は引退したけどジムに戻ってきた。練習せずにはいられないんだ。薬をやっているわけではいけど、練習中毒みたいな感じだ」と話していたようだ。

　ボクシングのキャリアでは圧倒的に上回るメイウェザーだが、43歳で身長173センチ。一方、25歳のポールは188センチ。海外メディアによると、メイウェザーは17年のコナー・マクレガー戦で149.5ポンド（約67.8キロ）、ポールが昨年ボクシングのリングに上がった際は199.4ポンド（約90.4キロ）とサイズには大きな差がある。

　思わぬ苦戦を強いられてもおかしくないが、タイソンはメイウェザーの姿勢を認めるとともに、勝利も予測している。