常軌を逸した一撃!? 60m弾にドライブ弾…プレミア選出“歴代超ロングシュート8連発”
ルーニーは今年11月の“60m超えハーフウェー弾”を含む唯一の2ゴール選出
ドリブルしながら空中のボールを蹴り、ドライブ回転のかかったシュートがゴール前で驚きの“落下”を見せたのが、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが2013年12月4日のリバプール-ノーリッジ戦で見せたひと振りだ。現在のバルセロナとは異なる、“レッズ”の赤いユニホームをまとったストライカーが放ったシュートは、一度はクロスバーよりもはるか上まで浮上したが、ゴール前で急降下してゴール右隅のネットを揺らした。
“大トリ”を飾ったのは、今年マンチェスター・ユナイテッドから古巣エバートンに復帰した元イングランド代表FWウェイン・ルーニーだった。11月29日のウェストハム戦でハットトリックを達成した32歳は、相手GKがエリアから飛び出してクリアしたボールにダイレクトで右足を振り抜き、地を這うような一撃は徐々に浮き上がり、2人のディフェンダーの頭を次々に超え、そのままゴールへ。衝撃の“60メートル超えハーフウェー弾”で3点目を決めている。
ルーニーはこの他にも、14年3月22日のウェストハム-マンチェスター・ユナイテッド戦の一撃もノミネートされ、唯一2つのゴールが選ばれている。
数々の名ゴールが生まれてきたプレミアリーグ。今回ノミネートされた8本を超えるゴールが今後誕生することを期待したい。