紀平梨花は「シェルバコワの主要なライバル」 露メディアも“日露女王対決”に注目
4回転ジャンプ習得は「シェルバコワに戦いをしかけるための申請書だ」
こうしたデータを紹介。そして「2021年の全日本選手権の女子シングルの覇者にリカ・キヒラがなった。18歳の彼女にとってこれは2年連続の優勝である。そして“たった”2つ目のチャンピオンの称号とは言わないだろう。サトコ・ミヤハラ、カオリ・サカモト、ワカバ・ヒグチ――日本における競争のレベルは、もしロシアの現実に劣るとしても、ほんの少しだ。だから余計に今回の勝利はキヒラにとってより貴重なもので、新年の本当のプレゼントである」と日本の現状を考慮しつつ、紀平の優勝の価値に触れている。
さらに続けて、「キヒラは自身のキャリアにおいて初めて大会で4回転ジャンプを成功させた! もしキヒラが以前は、トリプルアクセルを素晴らしく跳ぶことによって勝利を得るスケーター、エリザベータ・トゥクタミシェワの日本バージョンだったとしたら、今はその彼女の武器にさらに4回転サルコーが加わったことになる。そしてこれはすでに2021年の世界選手権でシェルバコワに戦いをしかけるための申請書だ。シェルバコワとキヒラはその国のチャンピオンとして世界選手権に実際に出場する」とシェルバコワ×紀平のバトルにスポットを浴びせている。
新たな武器を手にした日本の女王との対決に、フィギュア大国メディアもイメージを膨らませているようだ。
(THE ANSWER編集部)