「エモすぎ」 紀平梨花、氷上での“片手側転”に残る余韻「身体能力の高さに驚くばかり」
フィギュアスケートの全日本選手権は27日、長野・ビッグハットで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位だった紀平梨花(トヨタ自動車)が154.90、計234.24点をマークし、2度目の優勝を連覇で飾った。フリーでは日本女子2人目の4回転ジャンプに成功。喝采を浴びたが、SPでは氷上で片手側転を披露。珍しいスキルにSNS上では驚きの声が上がっていたが、さらに反響が拡大している。
フリーでは4回転、SPでは珍しい片手側転を披露
フィギュアスケートの全日本選手権は27日、長野・ビッグハットで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位だった紀平梨花(トヨタ自動車)が154.90、計234.24点をマークし、2度目の優勝を連覇で飾った。フリーでは日本女子2人目の4回転ジャンプに成功。喝采を浴びたが、SPでは氷上で片手側転を披露。珍しいスキルにSNS上では驚きの声が上がっていたが、さらに反響が拡大している。
フリーでの4回転サルコー以上の驚きだったかもしれない。SPでは冒頭の3回転アクセルを成功させるなど、安定した演技を披露していた紀平。その終盤だ。ビールマンスピンからステップにつなぐ場面、さっと左手を氷につくと、その腕一本で体を支え、綺麗に側転を見せた。事前から注目されていた片手側転を見事に成功。フィギュアスケートでは珍しいシーンに会場からも拍手が起きていた。
このシーンにネット上では「インパクトが凄すぎる」などと声が上がり、米名物記者のジャッキー・ウォン氏もプログラムをレポートする中で「片手側転はクールでした」と評していた。
SPから3日が経過したが、SNS上ファンからはなお「紀平さんのショートの片手側転は凄かった」「身体能力の高さに驚くばかり」「エモすぎる」「次はバク転?」などの声が上がっている。
またフリーでの4回転サルコー成功も含めて披露した演技は海外ファンにも称賛が拡大。「彼女のプログラム大好き。世界選手権でより洗練されたものを見るのが楽しみ」「リカ・キヒラによる、4回転サルコー含む衝撃的なパフォーマンス」「何て素敵なプログラムなんだ! リカ・キヒラは至宝」「リカ・キヒラ、魅了された。全て整っており、美しかった」などとツイッター上が盛り上がっている。
今季初戦で披露した演技の余韻はしばらく残りそうだ。
(THE ANSWER編集部)