[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

【名珍場面2020】投手が打者に球種伝えて被弾か MLBプレーオフの珍事に米唖然「これはクレイジーだ」

2020年も残りわずか。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020」と題し、今年を振り返る。今回は10月、米大リーグのプレーオフで話題を呼んだ被弾シーンだ。アストロズの投手が、投球直前にホーム側に向かい、2本指を立てた。これについて米メディアは「球種を伝えて、3ランを打たれた」と報じ、実際の瞬間を公開すると「これはクレイジーだ」などと反響を呼んでいた。

アストロズのザック・グリンキー【写真:Getty Images】
アストロズのザック・グリンキー【写真:Getty Images】

「スポーツ界の名珍場面総集編」―10月、先発したグリンキーの仕草が話題に

 2020年も残りわずか。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020」と題し、今年を振り返る。今回は10月、米大リーグのプレーオフで話題を呼んだ被弾シーンだ。アストロズの投手が、投球直前にホーム側に向かい、2本指を立てた。これについて米メディアは「球種を伝えて、3ランを打たれた」と報じ、実際の瞬間を公開すると「これはクレイジーだ」などと反響を呼んでいた。

 問題のシーンは10月8日(日本時間9日)、ア・リーグ地区シリーズ第4戦のアストロズ―アスレチックス戦で生まれた。シリーズ突破をかけた大一番、0-0で迎えた2回1死一、二塁の場面だった。

 アストロズの先発ザック・グリンキーは、7番ラウレアーノに対してフルカウント。捕手のサインを見て、投球モーションに入る直前、グリンキーはホーム側に向かい、顔の近くで右手の指を2本立て、サインを送った。そして、投げたボールはスライダー。これがド真ん中に入ってしまった。

 完璧に反応したラウレアーノは豪快に振り抜くと、左翼席へ一直線。グリンキーにとっては痛恨の先制3ランを献上してしまった。この場面の行動について、複数の米メディアがクローズアップ。スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」公式ツイッターは「ザック・グリンキーが球種を伝え、3ランを打たれてしまう」と紹介し、実際のシーンの動画を公開していた。

 すると、米ファンからは「最初見たときは面白いと思ったが、今はやめてほしい」「え、なんで?」「面白すぎる」「これはクレイジーだ」「何が来るか分かったらそりゃ打たれるでしょ」「ザック、もうやめてくれ」「プレーオフでもやったか」「なんて馬鹿なことをやっているの?」などと唖然。レギュラーシーズンでも同様の行為をやったことはあるが、プレーオフでしかも今回は打たれたとあって厳しい声が上がっていた。

 それでも、味方打線が奮起し、4回に5得点で逆転。アストロズは11-6で勝ち、3勝1敗でリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。5回途中4失点だったグリンキーの粘りも光ったが、通算208勝を挙げるベテラン右腕の珍シーンが話題を集めてしまっていた。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集