羽生結弦が帰ってきた! 320日ぶり実戦リンクで103.53点…軽快な新プログラム披露
フィギュアスケートの全日本選手権が25日、開幕。男子ショートプログラム(SP)で五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)は103.53点。2月の四大陸選手権以来、320日ぶりの実戦リンクで見事な演技を披露した。
全日本選手権男子SP
フィギュアスケートの全日本選手権が25日、開幕。男子ショートプログラム(SP)で五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)は103.53点。2月の四大陸選手権以来、320日ぶりの実戦リンクで見事な演技を披露した。
帰ってきた羽生が、注目の新プログラムを披露した。アップテンポなナンバー「Let Me Entertain You」に乗せて美しく、そして力強く舞い観衆を魅了した。
黒にゴールドが散りばめられたスタイリッシュな衣装に身を包んだ羽生。冒頭の4回転サルコーを着氷。続く4回転―3回転の連続トウループ、最後の3回転アクセルは美しく決めた。そして場内からの拍手を一身に浴び、決めポーズ。胸に手を当て、深くお辞儀を繰り返した。
ブライアン・オーサーコーチ不在のキス・アンド・クライでは1人でプーさんのぬいぐるみを抱え、得点発表を待った。103.53点がコールされると、安堵の表情を浮かべていた。
羽生は四大陸選手権の優勝で、ジュニア&シニアの主要国際大会を完全制覇する「スーパースラム」という男子初の快挙を達成。今季は世界中で蔓延する新型コロナウイルスの影響もあり、グランプリ(GP)シリーズは欠場。全日本が今季初戦で、2月9日の四大陸選手権フリー以来、実に320日ぶりの実戦だった。
26日のフリーでは2015-16シーズン以来、5季ぶりの優勝を狙う。
(THE ANSWER編集部)