ロシア選手権のV候補2人がコロナから復帰

　フィギュアスケートのロシア選手権は23日に開幕する。新型コロナウイルスに感染していたアリョーナ・コストルナヤと、エリザベータ・トゥクタミシェワが出場へ向けて準備を始めたようだ。ロシアメディアが報じている。

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　今月4日に新型コロナ感染が判明。ロシア杯の第5戦を欠場していたコストルナヤ。露メディア「sports.ru」では、コストルナヤが師事するエフゲニー・プルシェンコ氏のアカデミーのインスタグラムに投稿された内容を紹介する形で練習再開を伝えている。

　また11月下旬のグランプリ（GP）シリーズ第5戦・ロシア杯後に新型コロナ感染が明らかになっていたトゥクタミシェワについても、露メディア「sportsdaily.ru」が完全回復したと報道。コーチのアレクセイ・ミーシン氏の妻で、ロシアの名誉コーチのタチアナ・ミーシナ氏はこう話している。

「少し滑りました。でも、何かしかのウルトラCエレメンツ（トリプルアクセルや４回転ジャンプ）は、もちろん話にすら出てきませんでした。（それを練習するには）早すぎます。彼女たちには復帰していくのに時間が必要です。熱も弱さもなくなって、リーザはもう完全に健康になってリンクに戻ってきました」

　高難度ジャンプを跳ぶ準備は整っていないが、体はすっかり良くなっているようだ。欧州選手権、そして世界選手権に繋がる重要なロシア選手権。主役候補が揃い、熱戦が展開されそうだ。