週末登場のトンプソン、派手な蹴り技にファン「素晴らしいね」

　米最大の総合格闘技「UFC」は19日（日本時間20日）、米ラスベガスで「UFCファイトナイト・ラスベガス17」を開催する。ウェルター級の試合には世界同級5位のスティーブン・トンプソン（米国）が登場するが、試合を前にUFCはトンプソンが2015年7月に披露したバックスピンキックでのKOシーンを動画で公開。側頭部を捉えた必殺の一撃に、米ファンからは「映画みたい」「つま先ヒット」などと反響が寄せられている。

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　派手な蹴り技が決まった。トンプソンはジェイク・エレンバーガー（米国）と対峙。初回、背中を見せるように素早く体を回転させ、右足を高く蹴り上げた。伸びた足先は頭に直撃。エレンバーガーはフラフラと後退し、マットに後ろ向きに倒れた。追撃を加えるトンプソンをレフェリーが制止。見事なKO勝ちとなり、勝者はバク宙を披露して喜んだ。

　豪快なバックスピンキックが炸裂した実際の映像を、UFCは19日の試合のPR動画として公式インスタグラムに公開。空手、キックボクシングを得意とするトンプソンについて、文面で「みんな大好きなカラテ。スペシャリストが戻ってくる！」とつづっている。

　現地ファンからは「映画みたい」「素晴らしいね」「UFC屈指のストライカー」「テコンドーじゃないか？」「つま先ヒット」「これをまた見たいな」「『ベスト・キッド』に出てきそう」「殿堂入り級の技」などと反響が寄せられている。通算14勝4敗のトンプソンは、19日の試合で同級11位のジェフ・ニール（米国）と対戦する。