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コロナ陰性主張のドネア、世界戦“正式”消滅 米中継局が19日興行の放送カード発表

米スポーツチャンネル「ショータイム」は14日(日本時間15日)、19日(同20日)に米コネチカット州で行われる興行の放送カードを発表した。新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示し、WBC世界バンタム級王座決定戦の出場取りやめとなった元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)の名前はなし。再検査で陰性を主張し、同興行への出場を希望していたが、興行には組み込まれていない。

陰性を主張していたノニト・ドネア【写真:荒川祐史】
陰性を主張していたノニト・ドネア【写真:荒川祐史】

米スポーツチャンネル「ショータイム」がロドリゲスVSガバリョを発表

 米スポーツチャンネル「ショータイム」は14日(日本時間15日)、19日(同20日)に米コネチカット州で行われる興行の放送カードを発表した。新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示し、WBC世界バンタム級王座決定戦の出場取りやめとなった元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)の名前はなし。再検査で陰性を主張し、同興行への出場を希望していたが、興行には組み込まれていない。

 ショータイムは公式SNSのボクシング専門アカウントで19日の放送カードを発表。元IBF世界バンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)―WBA同級1位レイマート・ガバリョ(フィリピン)、ウェルター級12回戦のジャロン・エニス(米国)―クリス・ヴァン・ヘールデン(南アフリカ)、元WBA世界バンタム級スーパー王者ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ)―WBA同級2位ゲーリー・アントニオ・ラッセル(米国)の試合となった。

 当初、ロドリゲスとWBC同級王座決定戦で対戦予定だったドネアの名前はなかった。38歳のレジェンドは、一時は新型コロナ陽性が判明し、同試合の出場取り止めとなった。しかし、再検査で陰性だったこと、最初の陽性結果は検体に記された日付が異なることから中身がすり替わっていたことを自身のSNSで猛アピール。海外メディアに興行辞退を報じられた中でも練習を続け、ロドリゲスと対戦する意欲を見せていた。

 放送カード発表で“正式”に試合がなくなってしまったのが現状。WBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(大橋)との昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝以来の試合を目指していた。

(THE ANSWER編集部)


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