笹生優花のスイングに米注目「似ているとかじゃなくてそのものだ」

　女子ゴルフの海外メジャー最終戦・全米女子オープンが、米テキサス州チャンピオンズGCで14日（日本時間15日）まで行われた。19歳・笹生優花（ICTSI）は通算5オーバーの13位。今季日本ツアー2勝とブレイクしたが、大会公式インスタグラムは米男子選手とスイングを比較した動画を公開すると、米ファンから「これは興奮する」「めっちゃ似てる」と注目が集まっている。

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　ともに綺麗な軌道だ。2つのスイングを並べた動画。右に笹生、左に映っているのは、世界ランク4位のロリー・マキロイ（英国）だった。スローモーションでドライバーを振り抜く様子は、クラブの角度、腰の入り方など似ているように見える。フォロースルーをしっかり決めたところで動画は終わっている。

　マキロイといえばメジャー通算4勝など世界ランク1位にも君臨した名手。19歳の新星との比較動画を公開した大会公式インスタグラムは「ヘイ、ローリー・マキロイ、君には仲間がいるよ！」とつづると、米ファンから「彼女のスイングの方が凄いかも」「これは興奮するね」「最高だ！」と反応。さらに米専門局「ゴルフチャンネル」公式ツイッターも同じ動画を引用すると、「芸術的だ」「凄くかっこいいな」「似ているとかじゃなくてそのものだ」「めちゃくちゃ似ているな」とコメントが寄せられている。

　笹生は昨年11月に日本のプロテストに合格し、今季は8月の国内ツアー開幕2、3戦目で2連勝。彗星のごとくツアーに現れ、以降はトップ10前後に多く顔を出した。将来的に海外での活躍を夢見る19歳のスイングに米国も注目しているようだ。