中谷正義を倒せるなら… ベルデホの狙いは統一王者ロペス「明確なメッセージを送る」
ボクシングの前東洋太平洋ライト級王者・中谷正義(帝拳)は、12日(日本時間13日)にWBOインター王座決定戦(米ラスベガス)でIBF世界同級5位フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)と対戦する。10日(同11日)は両者が記者会見に臨んだ。
日本時間13日に中谷と激突するベルデホが意気込み「戦略も練ってきた」
ボクシングの前東洋太平洋ライト級王者・中谷正義(帝拳)は、12日(日本時間13日)にWBOインター王座決定戦(米ラスベガス)でIBF世界同級5位フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)と対戦する。10日(同11日)は両者が記者会見に臨んだ。
中谷にとっては昨年7月にテオフィモ・ロペス(米国)に判定負けして以来、1年半ぶりの再起戦となるが、いきなりタフなマッチメークとなった。
27歳のベルデホはアマで106勝、ロンドン五輪にも出場したアマエリート。2012年にトップランクからプロデビュー。将来の王者候補として脚光を浴びてきた。2018年に初黒星を喫したが、再起後は4連勝を飾っている。
ロペスとフルラウンド打ち合った中谷を前にし、ベルデホは闘志の炎を燃やしているようだ。米専門メディア「ボクシングシーン.com」は「ベルデホ:ナカタニをKOすればテオフィモ・ロペスに対して明らかなメッセージを送ることになるだろう」と題した記事で、ベルデホの意気込みを伝えている。
「彼(テオフィモ・ロペス)は(中谷戦で)勝利のためにやるべきことをやった。次は自分がやるべきこと全てをやって勝利を手にする番だ。ジムでハードワークし、(中谷の)スタイルを研究し、戦略も練ってきた。12月12日にショーを見せて勝つ準備はできている」