井上尚弥は“第2の目玉” 「2.24決戦」に米興行主が待望「もう一度、招聘したい」
ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)が参戦を熱望しているとされる「Superfly2」は、来年2月24日にWBC世界王者のシーサケット・ソールンビサイ(タイ)とフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)のタイトルマッチ開催が正式発表された。
「Superfly2」が2.24開催決定、メインはソールンビサイ戦も“もう一つの目玉”は…
ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)が参戦を熱望しているとされる「Superfly2」は、来年2月24日にWBC世界王者のシーサケット・ソールンビサイ(タイ)とフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)のタイトルマッチ開催が正式発表された。この激突がメインカードとなる見込みだが、大物プロモーターは「イノウエは巨大なファンのお気に入りになった」と語り、アメリカで絶大な人気を博す井上の参戦を心待ちにしている。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」などが報じている。
井上が「Monster」の異名を知らしめた9月の米初上陸戦「Superfly」。同7位のアントニオ・ニエベス(米国)に圧倒的な強さを示し、6回TKO勝ちを収めたが、世界の猛者が集う一大イベントの第2弾が、いよいよ本格的に動き出した。
9月の第1弾でニカラグアの英雄ローマン・ゴンザレスをKOで倒したソールンビサイが来年2月24日にエストラーダと防衛戦を行うことが正式に発表された。さらに、テレビ局「HBO」はこの試合をトリプルヘッダーにする準備を進めており、「Superfly2」のもう一つの目玉は「Monster参戦」だという。
大物プロモーターのトム・ロフラー氏は「もし、我々は実現できるなら、もう一度イノウエを招聘したい。彼はHBOでの前回のパフォーマンスから巨大なファンのお気に入りになったんだ」と語ったという。強烈な左フックなどでニエベスを圧倒した井上の完勝劇はHBOで放送され、最大77万世帯が視聴。あまりの強さで急速にアメリカで人気を高めたとロフラー氏は語っている。