未だ続く賛否 ATPの「アンダーサーブ・オブ・ザ・イヤー?」に海外「許していいの?」
今季のテニス界で物議をかもしたアンダーサーブ。ATPツアーはインスタグラムで「アンダーサーブ・オブ・ザ・イヤー?」と題し、23歳のアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が9月のハンブルク・オープンで放ったアンダーサーブに脚光。動画を公開すると、ファンからは再び賛否の声が上がっている。
「アンダーサーブ・オブ・ザ・イヤー?」と題してATPツアーが脚光
今季のテニス界で物議をかもしたアンダーサーブ。ATPツアーは公式インスタグラムで「アンダーサーブ・オブ・ザ・イヤー?」と題し、23歳のアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が9月のハンブルク・オープンで放ったアンダーサーブに脚光。動画を公開すると、ファンからは再び賛否の声が上がっている。
9月のクリスチャン・ガリン(チリ)戦だった。第1セット、ゲームカウント3-2で迎えたブブリクのサービスゲーム。トスを上げるかと思いきや、目線は地面に向けたままアンダーサーブを放った。緩い球に完全に意表を突かれたガリンは咄嗟に前に出たが、全く追いつけず。すると、身振り手振りの怒った様子で何かをアピールしている。ブブリクは得意げに笑った。
当時も賛否の声が上がっていたが、今回ATPツアーが「アンダーサーブ・オブ・ザ・イヤー?」とつづり再び脚光を浴びせると、コメント欄では海外ファンが思い思いの意見を書き込んでいる。
「ナイスだった」「かなり面白い」「どれくらいこれを練習してきたんだろう?」「俺も採用する!」などという好意的な声が上がる一方で、「このままアンダーサーブを許していいの?」「リスペクトがないね」「アンダーサーブは試合から除くべきだ」「三流プレー」などと辛らつな声も同程度あった。
アンダーサーブをめぐってはラファエル・ナダル(スペイン)が「自分にとっては議論の余地はない」と完全支持し、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)もナダルの意見を支持するなど、テニス界で大きな話題を呼んでいた。
ルール上は問題ないプレー。しかし未だに議論は続いているようだ。
(THE ANSWER編集部)