メイウェザーはなぜYouTuberと戦うのか 米メディア考察「43歳でもこれは朝飯前だ」
ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏(米国)は、来年2月20日(日本時間21日)にこれまで挑発を受けてきたお騒がせYouTuberローガン・ポール(同)と対戦することを発表した。米メディアは「メイウェザーがなぜこの戦いに同意したのかは理解しがたいことだ」としながら、異色マッチの理由について考察している。
来年2月にお騒がせYouTuberポールと対戦すると発表
ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏(米国)は、来年2月20日(日本時間21日)にこれまで挑発を受けてきたお騒がせYouTuberローガン・ポール(同)と対戦することを発表した。米メディアは「メイウェザーがなぜこの戦いに同意したのかは理解しがたいことだ」としながら、異色マッチの理由について考察している。
50戦無敗の男が、YouTuberと戦うという驚きの一戦。身長173センチのメイウェザーに対して、ポールは188センチ。身長差に加えて、体重も大きく違うと指摘する海外メディアもある。米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」は「メイウェザーがポールとの対戦を発表。どんな理由があるのか」との見出しで記事を掲載している。
同メディアは「メイウェザーがなぜこの戦いに同意したのかは理解しがたいことだ」と疑問を記している。キャリアが全く違う2人の対戦について「ポールは身長や体重で有利な点があるとは言え、本物のボクサーではない。メイウェザーは43歳であっても、この戦いは朝飯前のはずだ」と経験の浅いポールが不利だとしている。
記事では「彼(メイウェザー)は史上最強のボクサーで、ローガンはYouTubeの人間だ」と指摘しているが、メイウェザーが対戦に同意した理由については「メイウェザーのプロ記録に影響がなく、すぐに金になるということが理由だろう。そう、彼はマネーが大好きなのである」とエキシビションマッチで莫大な稼ぎが期待できることだと推測している。
メイウェザーにとっては2018年大晦日に「RIZIN.14」でキックボクシングの“神童”那須川天心(TARGET/Cygames)とエキシビションマッチで対戦して以来の舞台。来年2月28日には東京ドームで行われる格闘技イベント「MEGA2021」で日本のリングに上がることが発表されているが、異色マッチはどんな結末を迎えるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)