「スポーツ界の名珍場面総集編」―9月、全米OPでのコーデーの姿が話題に

　2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020」と題し、今年を振り返る。今回はテニスの4大大会・全米オープンで優勝した大坂なおみ（日清食品）。表彰式後のチーム集合写真には恋人の人気ラッパー、YBNコーデーも参加。距離感を測りかね、緊張気味な姿が中継に映し出されると、なんとも微笑ましい様子がネット上でバズ状態に。「ガチガチに緊張しているのが可愛い」と反響が広がっていた。

　9月の全米オープン決勝では逆転勝ちし、2年ぶり2度目の優勝を飾った大坂。観戦に訪れていた恋人のコーデーに注目が集まったのは、表彰式を終えたコート上だった。本人、トレーナーら「チーム大坂」が集合写真を撮影。コーデーはその5人の右端に加わった。ただ、最初は周りの面々に配慮したのか、微妙に距離感ができていた。すると、隣のフィテッセコーチが何やら声をかけて促した。コーデーはマスクを取って同コーチに身を寄せると笑みを見せ、最後は6人で仲良く1枚の写真に納まった。

　大坂が正式に交際を明らかにしたのはこの時から1年前で、グランドスラムの記念撮影に一緒に写るのは初めてのこと。そんな微笑ましい様子がテレビ中継されていたこともあり、米ファンの視線が集まった。特に、話題となったのは、米国でコメディアンなどとして活躍するロイ・ウッド・ジュニア氏のツイッターだった。実際の様子の動画とともに、こんなひと言をつぶやいた。

「愛し合っているタイミングだと、ファミリー写真に入って良いか分からないよね」

　さらに、コメント欄には米ファンも反応。「彼の様子から察するに、家族との時間を台無しにしたくなかったのだろう」「このやりとり良いね。凄く微笑ましいよ」「ナオミは良い彼を持ったね！」「なんてキュートなカップル」「彼は自分でもどうしたら良いか分かっていなかったね」「ナオミの成功に敬意を払っているのが分かるよ」「ガチガチに緊張しているのが可愛い」とコーデーの人柄に称賛の声が集まっていた。

　動画の再生回数は200万回を超えるなど“バズ状態”となったシーン。コーデーも大坂との2ショット写真も撮影し、自身のSNSで公開すると30万件を超える大反響に。テニス界の女王と人気ラッパーというカップルに注目が集まっていた。