UFCの「年間最高KO」候補 閃光の“ブザー同時失神KO”に米再興奮「スローでも速いな」
米最大の総合格闘技「UFC」が公式SNSを更新。「年間最優秀KO賞にノミネートされるべき?」と題して、6月に元UFC王者が閃光のような右フックで相手を失神させた一撃を動画付きで公開すると、米ファンからは「間違いなく最高のKO」「トップ3に入る」などと再び注目が集まっている。
今年6月、元王者ガーブラントが演じた衝撃KOが再び話題に
米最大の総合格闘技「UFC」が公式SNSを更新。「年間最優秀KO賞にノミネートされるべき?」と題して、6月に元UFC王者が閃光のような右フックで相手を失神させた一撃を動画付きで公開すると、米ファンからは「間違いなく最高のKO」「トップ3に入る」などと再び注目が集まっている。
6月の「UFC250」での衝撃シーンだった。2回、金網を背にしたコーディ・ガーブラント(米国)は、沈めた上半身を起こすと同時に、反動をつけるように右フックを叩き込んだ。強烈かつ的確に顎をとらえた閃光のような一撃で、ハファエル・アスンソン(ブラジル)はうつ伏せに失神。ほぼ同時にラウンド終了を告げるブザーが鳴ったが、レフェリーは試合終了を宣告した。記録は2回終了1秒前のKOとなり、ガーブラントは右手を上げて誇らしげだった。
半年前の戦慄KO劇。UFCは公式SNSで「床から力を生み出す。コーディ・ガーブラントは年間最優秀KO賞にノミネートされるべき?」と称賛しつつフォロワーに呼びかけた。
これに米ファンからは「異議なし」「間違いなく最高のKO」「トップ3に入る」「スローモーションでも速いな」「ノミネートされるべきだね」「残酷だ」「凄いな」などと反響が集まる一方で、「最高のKOのひとつなのは間違いないが、バックリーが受賞すると思う」「めちゃめちゃキレイに決まってるけど、賞はニュー・マンサ(バックリー)にあげないとね」などと今年10月のホアキン・バックリー(米国)が決めた“バックスピンキック”でのKOを推す声も少なくなかった。
29歳のガーブラントは2016年12月にUFC世界バンタム級王座を獲得しながら、翌年11月にキャリア初黒星を喫して陥落。以降約3年半もの間、勝利から遠ざかっていた。元王者の見事な復活勝利が再び称賛の的となっている。
(THE ANSWER編集部)