ジョーンズJr.との試合後にファンからサインを求められ…

　ボクシングの元世界3団体ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏は28日（日本時間29日）、米ロサンゼルスで元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏とエキシビションマッチを行った。15年ぶりのリング復帰で注目を浴びたが、試合後にはファンからまさかの“挑戦”を受けるハプニングに巻き込まれたようだ。米メディア「TMZスポーツ」が報じている。

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　久々のリングで強烈なボディーを放つなど、ジョーンズJr.に攻勢を緩めなかったタイソン。大注目の一戦で50代とは思えない力強さを見せたが、試合後はハプニングに巻き込まれたようだ。同メディアは「ロイ・ジョーンズJr.との試合後、熱狂的なファンがマイク・タイソンに戦いを挑んだ」との見出しで記事を掲載している。

　記事によると、タイソンは試合後、会場を去る際にサインを求めるファンの集団と遭遇。応じようと近づくと、集団の1人の男が「なんで俺と戦わないんだ！」と叫んだという。タイソンは「君にとって良い結末にならない」と冗談っぽく返答したが、それでも男は収まらなかった。

　なんと「その男はマイクに殴りかかろうとした」のだという。しかも、ポケットから何か武器を出そうとしている様子だったと伝えられている。記事によると、陣営のメンバーが先に気付いて飛び出し、タイソンは事なきを得たようだ。

　同メディアによると、男は以前もサインに応じた際にトラブルを起こした男だと、タイソン側は認識していたという。なお、警察はこの出来事に関する電話を受け取り、現場に駆け付けたようだが、現場に着いた頃には誰もいなかったと伝えられている。