ジャブ多数被弾の余波 ヘビー級新星の眼窩底骨折に医師「試合続行なら引退の怪我」
担当医師は危険性をアピール「視力喪失の恐れがある時は試合中止を」
ファンから様々な意見が上がった選手の判断。これを医師は尊重しているという。さらに「リカルド・モハメド・アリ氏によると、あのまま試合を続行していた場合、デュボアは引退に追い込まれるほどの怪我をしたと確信している」と説明。同医師はこう語っている。
「多くの手術を担当してきた身として話したいことは、骨折をしたり、視力喪失の恐れがあったりする場合は試合を中止するべきだということだ。間違いなくキャリアを終えてしまう怪我に繋がるからだ」
試合翌日の30日夜、デュボアは「公明正大な形で勝利したジョセフ・ジョイスに敬意を表したい。今、俺は退院して、骨折が治ることを待っている段階だ」とコメントを発表したという。次世代のチャンプ候補と目されていたホープ。老獪な35歳のテクニシャンに敗れたが、まだキャリアは始まったばかりだ。
(THE ANSWER編集部)