敗者は意識朦朧と…海外ヘビー級34歳の“ジワジワTKO”に脚光「早く相手を病院に」
ボクシングのヘビー級8回戦が27日(日本時間28日)、米フロリダ州で行われ、ロンドン五輪男子スーパーヘビー級銅メダリストのマハメドラスル・マジドフ(アゼルバイジャン)がサレット・デルガド(プエルトリコ)に3回TKO勝ち。ジワジワと圧力をかけて連打を浴びせる動画を米メディアが公開すると、米ファンから「エクセレントな終わらせ方」「早く相手を病院に」と注目が集まっている。
ロンドン五輪男子Sヘビー級銅メダルの34歳、プロ転向後3連勝のTKO勝ち
ボクシングのヘビー級8回戦が27日(日本時間28日)、米フロリダ州で行われ、ロンドン五輪男子スーパーヘビー級銅メダリストのマハメドラスル・マジドフ(アゼルバイジャン)がサレット・デルガド(プエルトリコ)に3回TKO勝ち。ジワジワと圧力をかけて連打を浴びせる動画を米メディアが公開すると、米ファンから「エクセレントな終わらせ方」「早く相手を病院に」と注目が集まっている。
確実に仕留めきった。マジドフはコーナーにデルガドを追い詰めてラッシュ。右、左、右、右とフックを叩きつけた。距離を取ろうとする相手に圧力をかける。再びコーナーに追い詰めると、ガードの上からワンツーをお見舞いした。連打で右拳が着弾したところで相手は意識朦朧。レフェリーが割って入り、試合をストップした。
ヘビー級らしい豪快なKO劇とは言い難いかもしれないが、動画を公開した米スポーツチャンネル「DAZN」のボクシング専門ツイッターアカウントは「マジドフは3回で試合を終わらせた」と投稿。米ファンからは「もっと彼の試合を見たい」「エクセレントな終わらせ方」「この男に夢中だ」「早く相手を病院に!」「もっと強い相手と戦ってくれ」と脚光を浴びている。
34歳のマジドフはアマチュア時代に現世界ヘビー級3団体統一王者アンソニー・ジョシュア(英国)に勝利したこともあり、世界選手権を3度制覇。ロンドン五輪男子スーパーヘビー級で銅メダルを獲得した。この時はジョシュアが金メダルに輝いている。今回の試合で2019年のプロデビューから3連勝(3KO)となった。
(THE ANSWER編集部)