歴史的ジャパンCに海外メディアも熱視線「東京の街から人はいなくなるだろう」
競馬のG1ジャパンカップ(東京・芝2400メートル)は29日に発走となる。今年は18年の牝馬クラシック3冠を含め、G1通算8勝のアーモンドアイ(牝5、美浦・国枝)、牡牝の無敗クラシック3冠馬コントレイル(牡3、栗東・矢作)とデアリングタクト(牝3、栗東・杉山)が参戦し、史上空前の盛り上がりに。海外記者もこの一戦に注目している。
アーモンドアイVSコントレイルVSデアリングタクトを豪メディア特集
競馬のG1ジャパンカップ(東京・芝2400メートル)は29日に発走となる。今年は18年の牝馬クラシック3冠を含め、G1通算8勝のアーモンドアイ(牝5、美浦・国枝)、牡牝の無敗クラシック3冠馬コントレイル(牡3、栗東・矢作)とデアリングタクト(牝3、栗東・杉山)が参戦し、史上空前の盛り上がりに。海外記者もこの一戦に注目している。
海の向こうからも今週末の府中のターフには熱視線が注がれている。アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトの新旧の牡牝クラシック3冠馬がそろい踏みする一戦。豪競馬専門メディア「レーシング.com」公式サイトでカール・ディ・イオリオ記者は「3冠馬トリオがジャパンCの主役だ」と見出しを打って記事を掲載した。
「今年のジャパンCを一文で言い表すことができるか? できないだろう。たとえ2000語を使っても良いと言われても、まだまだ足りないはずだ」
このように、レースの価値を強調したイオリオ記者。一方で「日曜に開催されるレースの重要性を説明することに挑戦したいと思う」とし、「他の年の活躍を見れば、本来ならアーモンドアイがジャパンCの主役となるだろう。しかし、そこに無敗の3歳馬であるコントレイルとデアリングタクトが加わる」と構図を説明している。
記事ではコントレイルとデアリングタクトが今年、牡牝のクラシック3冠を無敗のまま制した戦績を挙げ、アーモンドアイに挑むことを紹介。そのほかの出走予定馬の顔ぶれに触れた上で「このレースを見るために東京の街から人々はいなくなるだろう。通常なら10万人を超える観衆がいるが、今回は制限される。歴史的なレースを目撃できる観衆たちは信じられないほどラッキーである」と伝えている。
アーモンドアイはこのレースで引退を表明しており、無敗の牡牝3冠馬が激突するのも史上初。発走が今から待ち切れない。
(THE ANSWER編集部)