マロニー弟の無効試合 相手陣営も第3戦を希望「彼がアンハッピーなのは理解している」
ボクシングで無効試合判定に泣いた前WBA世界スーパーフライ級正規王者アンドリュー・マロニー(オーストラリア)。来春に王者ジョシュア・フランコ(米国)へ再挑戦する可能性が海外メディアに報じられていたが、フランコ陣営も「俺たちも同じ気持ちだ。これは俺たちが求めていた結末ではない」と再戦を希望しているようだ。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が伝えている。
マロニー弟と対戦したフランコのトレーナーが第3戦を希望
ボクシングで無効試合判定に泣いた前WBA世界スーパーフライ級正規王者アンドリュー・マロニー(オーストラリア)。来春に王者ジョシュア・フランコ(米国)へ再挑戦する可能性が海外メディアに報じられていたが、フランコ陣営も「俺たちも同じ気持ちだ。これは俺たちが求めていた結末ではない」と再戦を希望しているようだ。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が伝えている。
同メディアは「フランコのトレーナー、ロベルト・ガルシアはアンハッピー『俺たちはマロニーと第3戦を行う』」との見出しで記事を掲載。現地時間18日にガルシア氏がポッドキャスト番組「PBCポッドキャスト」で語った内容を報じている。
井上尚弥(大橋)に敗れたジェイソンの双子の弟アンドリュー。フランコは6月にアンドリューから王座を奪取し、今月14日(日本時間15日)にダイレクトリマッチに臨んだ。初回、フランコは右目付近を負傷。顔がラウンド途中から腫れあがった。アンドリューが手数を増やす中、3回途中にドクターチェックで2度目の中断。続行できないと判断されて試合終了となった。
有効打ならアンドリューの勝利だったが、20分を超えるビデオ判定で偶然のバッティングと判断された。無効試合で王座奪還はならず、試合後のアンドリューは涙をためながら左ジャブによる有効打だと訴えた。海外識者やメディアから様々な意見が飛び交っていたが、ガルシア氏はこう語っているという。
「俺たちは第3戦を行う。アンドリューと彼のチームがアンハッピーであることを理解しているし、俺たちも同じ気持ちだ。俺たちは王者だが、これは俺たちが求めていた結末ではない」