後続車を“神回避” 転倒したスペイン人レーサーに海外反響「ギリギリ」「神はいた」
ポルトガルで行われたオートバイのレースで、コース上で転倒したレーサーが後続車と接触寸前となる事態が起きた。現地時間21日、MotoGP最終戦ポルトガルGPのMoto2クラス予選での出来事を、MotoGP公式が動画で公開。あわや大事故の瞬間に、海外ファンからは「めっちゃギリギリだな」「心臓が止まるかと思った」などと反響が寄せられている。
Moto2クラス予選、転倒したカネットが後続車と接触寸前…
ポルトガルで行われたオートバイのレースで、コース上で転倒したレーサーが後続車と接触寸前となる事態が起きた。現地時間21日、MotoGP最終戦ポルトガルGPのMoto2クラス予選での出来事を、MotoGP公式が動画で公開。あわや大事故の瞬間に、海外ファンからは「めっちゃギリギリだな」「心臓が止まるかと思った」などと反響が寄せられている。
ヒヤリとする映像だ。転倒したのはスペイン人レーサーのアロン・カネット。火花を散らすバイクとともに、コース上を滑るように体が前方に投げ出されている。すると、次の瞬間だ。後続車が、ものすごい勢いでカネットの近くへ走ってきたのだった。
大慌てでジタバタするカネットだったが、間もなく硬直。ギリギリのところで猛スピードの後続車6台を回避し、最後は必死に転がるようにしてコース外へと避難した。恐怖の瞬間を過ごした直後にもかかわらず、カネットはすぐに自身のマシンへと走っていった。
ブラインドコーナーで生まれた出来事の実際の動画を、MotoGPの公式ツイッターが公開。「ジェットコースターのようなクラッシュ。スペイン人は幸運なことにその場から逃げることができた」と文面につづられた投稿には、海外ファンから多数のコメントが寄せられている。
「レースの神は存在した」
「めっちゃギリギリだな」
「恐ろしい瞬間」
「この男たちは別次元の存在だ。凄すぎる」
「私ならリタイアする」
「心臓が止まるかと思った」
「ラッキーボーイだな」
F1なども報じる米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」の記事によると、接触を回避したカネットは「奇跡的に無傷」であり、「信じられないことに、カネットはレースに戻った後、15位でゴールし、予選を通過した」とされている。
(THE ANSWER編集部)