井上尚弥戦が与えたキッカケ 38歳ドネアが何度も立ち上がる理由「炎が心にあるんだ」
引退がよぎった8年前「勝っている時に、私は引退したかった」
「2012年の勝っている時に、私は引退したかった。だが、その後に負けた。自分としてはふざけるな、という感じだった。次の週にはトレーニングに戻ったんだ」
2001年から12年にかけて29連勝していたドネアだが、13年4月にギジェルモ・リゴンドー(キューバ)に判定負けを喫した。ベルトを失ったことで、引退願望は消えていったという。
井上に敗れたことで、闘争心に再び火が付いたというドネア。WBSS準決勝で井上に敗れたロドリゲス戦は、WBCが認めればタイトルマッチになる見込み。1年1か月ぶりの再起戦で健在ぶりを示すことができるだろうか。
(THE ANSWER編集部)