「史上最高」の神生還― 今季NO1選出、あの“捕手越えダイブ”に冷めない衝撃
今季も数々の名プレーが生まれた米大リーグ。打つだけでなく、走るシーンにおいてもスーパープレーが誕生したが、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」がNO1の“神生還”を選出。ホームベース3メートル以上前から宙を跳び、当時は「ベースボール史上最高」のプレーと呼ばれた、あの“捕手越え生還”が選ばれ、動画付きで紹介されている。
ブルージェイズ・コグランの“捕手越え生還”が米サイト「仰天走塁10傑」で1位に選出
今季も数々の名プレーが生まれた米大リーグ。打つだけでなく、走るシーンにおいてもスーパープレーが誕生したが、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」がNO1の“神生還”を選出。ホームベース3メートル以上前から宙を跳び、当時は「ベースボール史上最高」のプレーと呼ばれた、あの“捕手越え生還”が選ばれ、動画付きで紹介されている。
その瞬間、確かに彼は空を飛んだ。「2017年シーズン、仰天級の面白いスライディング・トップ10」1位に輝いたのは、ブルージェイズのクリス・コグランだ。
4月26日の敵地カージナルス戦の7回だった。1死一塁。ピラーが右翼フェンス直撃の打球を放った。右翼手ピスコッティはフェンス際でジャンプしたが、捕球できずに体勢を崩した。その間にボールは大きく跳ね返り、戻ってきた。これを見て、一気に加速したのが一塁走者のコグランだった。
二塁を蹴って三塁。さらに三塁も蹴った。しかし、ピスコッティも体勢をすぐに立て直し、10メートル近く転がったボールを追って拾い上げると、勢い良く右腕を振り抜いた。矢のような送球はバウンドしながら捕手モリーナのもとへ。ホームから2メートルほど離れた三塁線上で捕球。その瞬間、突っ込んできたコグランは目の前にいた。